2014年12月16日火曜日

mf VARIOUS ARTISTS Vol.1          produced by MOTO 'Lion' SANO(佐野元春)

 こんにちは。

ここにきてくれてありがとう。

少しおつきあい下さい。

mf VARIOUS ARTISTS Vol.1  /  produced by MOTO 'Lion' SANO 

このCDを持っている人はラッキーだと思う。

佐野元春さんは、ラジオ番組で毎週1組のペースでアーティストの
楽曲をプロデュースし、番組で紹介していた。

当時、制作した曲はシングル盤としてリスナーにプレゼントしていた。
そして番組終了後、アルバムとして全15曲を収録し、
89年、"mf VARIOUS ARTISTS Vol.1"として発表した。

11組のアーティストが参加している。

東京Be-Bop(ダディ柴田、ボーン助谷、石垣三十郎)
西本明のエスパシオ、古田たかしのジュゴン、阿部吉剛、
のちにホーボーキングバンド(H・K・B)のギタリストとなる佐橋佳幸
など。

Heartlandのメンバーが目立っているが、
イーストエンダース、石渡長門、藤森かつお、チャーティーボーイズなど。
なかには初めて耳にするアーティストたちもいる。

”ストリートミーティング♯13”を演奏しているThe Tokyo Be-Bop。
佐野さんのバックでホーンセクションとして演奏していた三人組だ。

スーパーダイナマイトサキソフォン、ダディ柴田。
その柴田さんに誘われたのが石垣三十郎。そしてボーン助谷とともに
The Tokyo Be-Bop結成。
他のアーティストらのレコーディングにも3人で参加している。

西本明。 このアルバムの中では、7曲めの”華”のみプロデュースしている。
一時期、不参加の時があったもののHeartlandだけでなく、H・K・Bにも
99年まで在籍していた。キーボードプレイヤーである。

阿部吉剛。ご存知、スウィートベイビーアベちゃんである。
このアルバムでは、ソロで2曲収録している。
彼は、キーボードプレイヤーだがギタリストでもある。
『カフェボヘミアのテーマ』ではギターを弾いている。

西本明、阿部吉剛の両氏は、アレンジャー、プロデューサーとしても
活動している。

古田たかし。Heartlandではドラマーとして参加。
誰もが認める最強ドラマーだ。
このアルバムではジュゴンとして、ボーカルもつとめている。
ハートランド解散後、2001年からH・K・Bのドラマー
としても参加している。

佐橋佳幸。音楽好きならこの人を知らない人はいないだろう。
ギタリストとしても、ソングライター、そしてプロデューサー
としても活躍。
佐橋さんは中学生の頃、当時大学生だった佐野元春さんと出会っている。
のちにH・K・Bにギタリストとして参加。
大物アーティストからの信頼も厚い。
また、ソロアルバムも発表している。

mf VARIOUS ARTISTS Vol.1  /  produced by MOTO 'Lion' SANO

iTunes Storeなどでは、ダウンロードすることができるが
CDは、限定盤だったゆえに今は中古でしか手に入らない。

が、しかし、ファンならぜひ聴いておきたい、また持っておきたい1枚だ。

価値のある1枚です。

今回はこんなところです。

ではまた。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。



2014年12月11日木曜日

ジョージマイケル / Kissing A Fool          ~ George Michael / Kissing A Fool ~

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ジョージマイケル  /  Kissing A Fool

この曲は、ワム解散後の彼の1stソロアルバム『FAITH』の中に収録されている。



このアルバム『FAITH』は、大成功をおさめた。
グラミー賞では、『Album Of The Year』を獲得している。
また、このアルバムでは、全曲ともジョージ自身がプロデュースしている。

このアルバムは、クオリティーが高く、傑作といっていい。

そしてこの曲、『Kissing A Fool

実は、かなり前に書かれていたらしい。
そして、もともとは、アルバムタイトル曲にもなるはずだったらしい。

しかし、ジャジーな曲をこれだけカッコよくまとめることができるなんて・・・・・。

これは、名曲といってもいい。

George Michael  /  Kissing A Fool

ぜひ、聴いてみてください。

ベリーグー!!!!!

そんな1曲だと思いますよ。

ではまた。

今回はこのへんで。

最後まで読んでくれてありがとう。

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2014年12月4日木曜日

フィルコリンズ / 見つめてほしい         ~ Phil Collins / Against All Odds ~

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フィルコリンズ  /  見つめてほしい

映画『AGAINST ALL ODDS』(84年)のテーマ曲だ。
フィルコリンズにとって、初の全米NO.1ソングとなった。



ビデオはライブ映像だが、じっくり聴いてみてほしい。

この曲は、第27回グラミー賞では、『Best Pop Vocal Performance,Male』
(最優秀ポップ男性ボーカル)に選出されている。

この頃のフィルは、米TVシリーズの『マイアミバイス』や
トムクルーズの映画『リスキービジネス』などに役者としても顔を出している。

また、バンドエイドの一員として、『Do They Know It's Christmas』の
レコーディングにも参加している。

そしてその後、フィルは3枚目のソロアルバム『No Jacket Required』で、
第28回グラミー賞『Best Pop Vocal Performance,Male』と
『Album Of The Year』に選出されている。
フィルは、このアルバムではプロデュースもこなしている。

さて・・・・・。

Phil Collins  /  Against All Odds (Take A Look At Me Now)

オールドファンも、たまには思い出して聴いてみてほしい。

いいバラードだと思います。

ではまた。

今回はこのへんで。

最後まで読んでくれてありがとう。

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2014年11月26日水曜日

ホワイトクリスマス/マイケルボルトン       ~ White Christmas / Michael Bolton ~

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ホワイトクリスマス / マイケルボルトン

『ホワイトクリスマス』は定番であり、永遠のクリスマスソングだ。

なかでも、ビングクロスビーが歌っているホワイトクリスマスは有名だ。

しかし今回は、まぁ、今回も・・・・・だが・・・・・、
マイケルボルトンがカバーしたものを紹介したい。



ビデオのパフォーマンスは、ボーカルとピアノだけだが、
マイケルボルトンがカバーしたホワイトクリスマスは、
彼が92年に発表したカバーアルバム『Timeless(THE CLASSICS)』の中に
収録されている。

また彼は、『This Is The Time : The Christmas Album』という
クリスマスアルバムを96年に発表している。
このアルバムでは、世界3大テノールのひとり
プラシドドミンゴとの共演をはたしている。

White Christmas  /  Michael Bolton

いろいろなアーティストがクリスマスソングを歌っているが、
彼のカバーバージョンの『White Christmas』もぜひ、聴いてみてほしい。

そして、皆さんのなかの『クリスマスソングといえば・・・リスト』の中に
もう1曲くわえていただければ、うれしいかぎりだ。

今回はこんなところです。

ではまた。

最後まで読んでくれてありがとう。

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2014年11月20日木曜日

我が心のジョージア / マイケルボルトン      ~ Georgia On My Mind / Michael Bolton ~

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我が心のジョージア  /  マイケルボルトン

名曲のカバーだ。

この曲は、いろんなアーティストがカバーしているが
その中でも今回は、マイケルボルトンのカバーを紹介したい。



彼のアルバムでは、『 Soul Provider 』に収録されている。
このアルバムは、マイケルボルトンにとっても大きな転機となっている。
大ヒットを記録し、アルバムチャートでは
3年間もチャートインし続けていたそうだ。

我が心のジョージア

この曲は、レイチャールズRay Charles)によるカバーが有名である。
また日本では、缶コーヒー『ジョージアGeorgia)』のコマーシャルで
長い間使われていた。

そしてカバーには、マイケルボルトン、レイチャールズの他に
エラ・フィッツジェラルド、ビリーホリデー、ジェームスブラウン、など・・・
日本では、和田アキ子、山崎まさよし、など・・・
じつに顔ぶれがスゴい!!

・・・・・しかし今回は、
Georgia On My Mind  /  Michael Bolton

彼のカバーバージョンをぜひ聴いてほしい。

そして、彼の歌声にどっぷりハマってほしい。

シビれてほしい、そんな1曲です。

Michael Bolton、いいです。

ではまた。

今回はこのへんで。

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2014年11月19日水曜日

タイムアフタータイム   シンディーローパー    ~ Time After Time / Cyndi Lauper ~    

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タイムアフタータイム  /  シンディーローパー

この曲は、彼女の1stアルバム『She's So Unusual』の中に収録されている。



この曲は、アルバムからのセカンドシングルだ。
(当初、レーベル側は最初のシングルにしたかったらしい。)

曲のタイトルは、1979年公開の映画『タイムアフタータイム』
から拝借している。
当初は、仮タイトルのつもりだったらしいが
最終的には、そのまま使われている。

タイムアフタータイム
『タイトルそのものが歌に発展していくような感じで
どうしても外すことができなくなった。』
と、のちにシンディーローパーは語っている。

また、『Time After Time』は、1985年のグラミー賞で
Song Of The Year(最優秀楽曲賞)にノミネートされたが
獲得にはいたらなかった。

個人的に思うのだが、この曲のカバーは今でもどこかしらで耳にする。
実際、この曲をカバーしている日本のアーティストも数多くいるのだ。

Time After Time  /  Cyndi Lauper

シングルチャートでは、1984年6月にNo.1になっている。

ぜひ、聴いてほしい。

今回はこんなところです。

ではまた。

最後まで読んでくれてありがとう。

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2014年11月10日月曜日

ラストクリスマス ワム!            ~ Last Christmas / Wham! (George Michael) ~


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ラストクリスマス  ワム!ジョージマイケル

この曲は、古くからある。
1984年に発売されたクリスマスソングだ。



毎年毎年、クリスマスシーズンになると必ずどこからか聴こえてくる。

クリスマスシーズンに耳にしないことがないこの曲。

ラストクリスマス』は、ジョージの両親の家で
アンドリューがTVを観ている間に書かれたそうだ。

チャートの方はというと、当時『Do They Know It's Christmas』におさえられ
1位にはなれなかった。

また、この曲の印税は、エチオピアの飢饉救済活動に寄付されている。

ワム!は、ジョージマイケルとアンドリューリッジリーの二人組デュオだったが
ワム!の活動は、1986年・6月28日のロンドン・ウェンブリースタジアム
での解散コンサートを最後に終止符をうっている。

3年という短い期間だった。

アルバムは3枚発表している。

Last Christmas  /  Wham! (George Michael)

この曲は、ワム!のラストアルバム
”MUSIC FROM THE EDGE OF HEAVEN”に収録されている。

また、オールドファンには、アルバムも含めて
ワム!の音楽を時々は思い出して、そして聴いてほしい。

そして楽しんでほしい。

Wham! いいです。

ではまた。

今回はこのへんで。

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2014年10月26日日曜日

eric clapton / unplugged  〜エリッククラプトン〜

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eric clapton  unplugged 〜アンプラグド〜





コンセプトとしては、電気楽器を使わないでライブを行うというもの。

アンプラグドは、アメリカのMTVが89年にスタートさせた企画だ。

これがブームになった。

ファンやミュージシャンからも好評を集めた。

あのホール&オーツもMTV・アンプラグドへの出演がきっかけとなり
生楽器しか使わないツアーを行っている。

エリッククラプトン アンプラグド

このアルバムは、日本でもヒットした。
アメリカだけで1000万枚以上も売れている。

‘‘tears in heaven‘‘ アンプラグドでの演奏がうれしい。

そして、ジャジィテイストの‘‘layla 〜いとしのレイラ〜‘‘には
シビれさせられる。

eric clapton  unplugged

ぜひ聴いてほしい。

そして、ぜひ楽しんでほしい。

そんな1枚です。

ではまた、今回はこのへんで。

最後まで読んでくれてありがとう。

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2014年10月18日土曜日

VISITORS DELUXE EDITION ~ REVISITED ~   ビジターズ 佐野元春

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84年5月、
佐野元春さんは4枚目のアルバム『VISITORS』を発表している。

賛否はあったものの、のちの日本のロックに新しい可能性を示した。

アルバムは、初登場1位となっている。

Visitors Tourは、84年10月から85年5月まで大規模に行われた。

また佐野さんは、Visitors Tour(ビジターズツアー)の最中でありながら
シングル『Young Bloods』を発表している。
(Young Bloodsは、アルバムCafe Bohemiaに収録されている。)
この曲は、85年・国際青年年記念のテーマソングとして使用された。
また、この印税をアフリカ難民救済の資金として寄付している。

そして今回、アルバム『VISITORS』のリリースから30年を記念した
完全生産限定盤が2014年10月29日に発表される。

『CONFUSION』という未発表曲、未発表のライブ映像などを含み
CD+DVDの計4枚組で発表される。

VISITORS DELUXE EDITION 佐野元春

要チェックです!!


2014年10月14日火曜日

Heart Beat (Live!! 1983) 佐野元春。

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佐野元春さんの名曲を紹介したい。

Heart Beat 〜小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド〜

佐野元春さんの初期のライブバージョン。

夜の街での若者をテーマにロマンスをうたっている。

心に染みるバラードだ。

ぜひ聴いてほしい。



2014年5月6日火曜日

MICHAEL JACKSON / DANGEROUS      マイケルジャクソン / デンジャラス

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91年11月にリリースされたアルバム。

DANGEROUS  /  MICHAEL JACKSON

このアルバムには、全部で14曲が収録されている。

この中でも、JAM・HEAL THE WORLD・WILL YOU BE THERE
この3曲をピックアップしてみたい。

いずれもメッセージ性の強い曲だ。

『JAM』
オープニングにふさわしいノリの曲だが、
詞の中で、マイケルはまずこう言っている。

『全世界がひとつになり、ぼくらにふりかかる問題に対して立ち向かうべきだ。
そうすれば、何か解決策がみつかるだろう』と。

国や人種や宗教観などの壁をこえ、個人個人の枠をこえ、全人類がひとつとなり
世界中の様々な問題を共有し、解決策をみいだせるよう、みんなで考えていこう。
そうすれば、何か方法が見つかるはず。

という、まあ個人的な解釈なのだが・・・・・。

あまりにも、世界がこのまま分離したままだと、人類自体に進歩がない。
このままの状態での延長では、人類の精神性においてもあまり進歩がないだろう。

世界が、統合・調和の方向にむかい、それを成し遂げた時
新しいトビラが開かれると思う。

また、マイケルは詞の中で食料問題・病気・暴力などにもふれている。

現代社会のかかえる様々な問題に対して、ひとりひとりがもっと意識を向け、
考え、そして行動していくべきだ。
今のままでいいのか?君はいったい何をやっているのか?
と、マイケルは投げかけている。

『HEAL THE WORLD』
 愛・光・慈しみ・喜び・幸福にフォーカスしている。

この世界、このユニバースは、愛・光・調和・創造なのだ。
愛こそすべて。人は愛でしか救えない。
この大地、母なる星・地球をこれ以上傷つけてはならない。
他者を傷つけることは、自分を傷つけることになるのだ。
このユニバース、なにもかもすべてがひとつ、ワンネスなのだ。
愛と光の世界へ行こう。
さらなる上の精神性のステージをめざそう。
と、マイケルは投げかけている。

『WILL YOU BE THERE』
 教会の中で合唱団とともに歌っている、というようなイメージ。

詞をみてみると、
これをただの詞ととらえるべきなのか、
それとも、この時点でもう周りのいろいろなしがらみに対して
嫌気がさしていたのか、
それとも、この世界自体に嫌気がさし、神の愛と光の中に包まれたいと
想いを馳せていたのか、
いつ、いかなる時でも、気にかけてほしい、そこにいてほしい、
抱きしめてほしい、愛してほしい、見守ってほしい、導いてほしい、
救ってほしい、癒してほしい、清めてほしい、やさしくしてほしい、
あなたの元に連れて行ってほしい。
そして、ぼくのことを必要としてほしい。

しきりに愛と光の神に対し、願いを込め祈っている。

彼の言葉が、イタいほど心に伝わってくるのはナゼか?

これを『ただの詞』ととらえるべきなのか? それとも・・・・・?

もう亡くなってはいるが、マイケルは今もこれからも
私たちの中にずっと生きつづけていくだろう。

マイケルジャクソン  /  デンジャラス

古いディスクだが、機会があればぜひ聴いてみてほしい。

彼が、神の愛と光の中に包まれていることを心から願っている。

今回はこんなところです。

ではまた。

最後まで読んでくれてありがとう。

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2014年4月30日水曜日

BILLY JOEL / 2000YEARS THE MILLENNIUM CONCERT

 こんにちは。

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今回もビリーのライブアルバムを紹介したい。

BILLY JOEL  /  2000YEARS  THE MILLENNIUM CONCERT

ニューヨークでのライブを収録したライブアルバムだ。

このライブアルバムは、マジソン・スクエア・ガーデンで
1999年12月31日に行われたビリーの”2000Years Tour”
最終日のミレニアムライブの模様を収めている。

DISC1に計12曲、DISC2にボーナストラック含め計15曲。
2枚組で計27曲収録されている。

ビリー初のライブアルバム『SONGS IN THE ATTIC』(’81年)

そして、崩壊前のソ連で行われたライブを収録した『コンツェルト』(’87年)
につづく、13年ぶりとなる3枚目のライブアルバムだ。

何曲か紹介したい。

オープニングは、ベートーベンの交響曲第9番から始まる。

交響曲第9番からの2曲目、“Big Shot”
ニューヨーク52番街(’78年)に収録されている。
この時点で、もうボルテージはMAXだ。
熱気が伝わってくる。

そして3曲め、”Movin' Out”
ノリのイイ、それでいてメリハリがきいているナンバーだ。
楽しめる。

4曲目、”Summer Highland Falls”
『ニューヨーク物語』(’76年)収録。
NYの北の方にある町だそうだ。
一時期、住んでいたことがあるらしい。

少し跳んで、8曲目。”I've Loved These Days”
バラード。ぜひ聴いてほしい1曲だ。

9曲目、”My Life”
ヒット曲だ。78年に3位を記録している。
間奏のところで、『バカヤロー?』って日本語?で言ってる?かも。

11曲目、”Prelude  /  Angry Young Man”
前奏のピアノがすごすぎる。
ピアノプレイに気をとられていたら、
いつの間にか曲に突入していた。圧巻の1曲。

DISC1最後の曲は、”Only The Good Die Young”
ブラスが効いていて、ポップな曲だ。

DISC2 1曲目、”I Go To Extremes”
ピアノプレイを聴いてほしい。

2曲目、”Goodnight Saigon”
ベトナム戦争をテーマにしている。

3曲目、”We Didn't Start The Fire” 全米NO.1獲得。

5曲目、”2000Years”〜二千年もの果てに。
93年につくられている。このライブにふさわしい曲。
この後に、2000年へのカウントダウンが入り、

6曲目、”Auld Lang Syne”〜蛍の光へとつづく。スコットランド民謡。

少し跳んで10曲目、”Honky Tonk Women”
ローリングストーンズのカバーを披露している。

11曲目、”It's Still Rock And Roll To Me” 『グラスハウス』(’80年)収録。
ビリー初の全米NO.1曲。

13曲目、エンディング。”This Night” 個人的に名曲だと思う。

14曲目、ボーナストラック。”This Is The Time” 
『THE BRIDGE』(’86年)収録。

15曲目、日本盤のみのボーナストラック。”Just The Way You Are”
『THE STRANGER』(’77年)収録。
もはや説明は不要だろう。名曲中の名曲。
78年グラミー賞で、”Song Of The Year”と”Record Of The Year”を受賞している。

また、このライブアルバムでは”Summer Highland Falls”などの昔の曲も
ライブ音源として聴くことができる。

貴重なアルバムだ。

BILLY JOEL  /  2000YEARS  THE MILLENNIUM CONCERT

とにかく聴いて楽しんでほしい。

そんなディスクです。

今回はこのへんで。

ではまた。

最後まで読んでくれてありがとう。

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2014年4月27日日曜日

BILLY JOEL / コンツェルト ライブ・イン・U.S.S.R.

 こんにちは。

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BILLY JOEL  /  コンツェルト ライブ・イン・U.S.S.R.

87年にビリーが旧ソ連でライブを行ったときのものだ。

96年にリマスタリングされ、CDとして発売された。

ライブは、計6晩行っている。

そして、このライブではビートルズの”バック・イン・ザ・U.S.S.R.”
をカバーしている。

このディスクの1曲めは、”ODOYA”(オドイヤ)という
ロシア南部の民謡が収録されているが、ライブで行われたものではない。

ライブ音源は、2曲めからだ。

”ANGRY YOUNG MAN”(怒れる若者)から始まっている。

軽快で切れのいいビリーのピアノから始まる。

その後、ロシア語であいさつしたあと
ムーディーに”HONESTY”をうたいあげている。

このライブアルバムの特徴は、ビリーの解説に
ロシア語の通訳がついていることだ。

ベトナム帰りの友人について、ロシア語の通訳を通して語ったあと
”GOODNIGHT SAIGON”をうたっている。

『ナイロンカーテン』(’82)に収録されている。

同アルバムからは、他に”ALLENTOWN”。
不況にあえぐ人たちの姿を描いた曲。

7曲めの”BABY GRAND”

レイチャールズと共にレコーディングした曲。
ここでは、レイチャールズとの二役をこなしている。

このライブアルバムの後半は、ノリのイイ曲がつづいている。

12曲め、『グラスハウス』(’80)から
”SOMETIMES A FANTASY” 真夜中のラブコール。

『イノセントマン』(’83)から”UPTOWN GIRL”

『ニューヨーク52番街(’78)から”BIG SHOT” へと続く。

ラストは、ビートルズのカバー”BACK IN THE U.S.S.R.”で
ライブをしめくくっている。

また、このアルバムの最後に収録されているボブディランのカバー
”THE TIMES THEY ARE A CHANGIN'”(時代は変わる)は
ライブ音源のものではない。

おそらく、その当時のソ連のTV番組か何かに出演した時の音源だろう。

あの当時、この曲に込めたビリーの想いが伝わってくる。

このライブアルバム

ビリージョエル / コンツェルト ライブ・イン・U.S.S.R.

まだ、崩壊前のソ連で行われたビリーの貴重なライブ音源です。

機会があれば、ぜひ聴いてみてほしい。

そんな1枚です。

今回はこんなところです。

ではまた。

最後まで読んでくれてありがとう。

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2014年4月20日日曜日

星の下 路の上 / 佐野元春 and the hobo king band 2006.4.2 LIVE AT 東京国際フォーラム / HALL A

 こんにちは。

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今回は、佐野元春さんのDVD作品を紹介しよう。

2006年のツアー『星の下 路の上

このツアーの中でも、最終公演となった東京国際フォーラムでのライブ。

このライブをノーカットで完全収録したものが、『星の下 路の上』だ。

2枚組となっている。

ほとんどが、80年代・90年代の曲の構成となっている。

ステージは、特にセットらしきものはない。
いたってシンプルだ。

ただ、演奏するためだけに、
ただ、観客と楽しい時間を過ごすためだけに集中している。

佐野さんはもちろん、古田たかしさん、井上富雄さん、佐橋佳幸さん
Dr.KyOnさん、山本拓夫さん。
バックコーラスのTT SISTERS(田中まゆ果さん、竹内宏美さん)

みんなカッコいい。

オープニングは、THE HOBO KING BANDのテーマ’06から
アンジェリーナにながれていく。

やはり佐野さんのライブは、アンジェリーナから始まるのが
いちばん好きだ。(個人的な意見)

いつも違ったアレンジで楽しませてくれる
コンプリケーションシェイクダウンやハートビート。

ステージには欠かせない名曲、ロックンロールナイト。

曲のあい間に、いつも楽しいパフォーマンスをみせてくれるワイルドハーツ。

『心をこめて歌うよ』と言って歌い始めるサムデイ。

そして、ニューエイジを歌い始めた時、
上からいっぱいの風船が舞い降りてきた。

ファンの人たちは、
本当にみんな幸せそうだった。
本当にみんな楽しんでいた。

じゅうぶんに楽しめる作品だと思います。

もちろん、アンコールも収録されています。

星の下 路の上佐野元春 and the hobo king band
2006.4.2 LIVE AT 東京国際フォーラム/ HALL A

ぜひ、このパッケージを手にとってほしい。

今回はこんなところです。

ではまた。

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2014年4月16日水曜日

クラッシャージョウ

 こんにちは。

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いつもは、アーティストのアルバムを紹介しているのだが
今回はアニメの話をしたい。

たまには横道にそれるのもよかろう。

クラッシャージョウ』というアニメをご存知だろうか。

1983年の劇場作品だ。   (年がバレるなぁ。)

このアニメは、第6回アニメグランプリを受賞している。

原作者は、高千穂遙さん。キャラクターデザインと監督は
安彦良和さんが務めている。

安彦良和さんといえば、『ガンダムTHE ORIGIN』が
いよいよアニメ化。
2015年春から上映開始だそうだ。

ファンとしては、本当にうれしいところだ。

また、ガンダム35周年プロジェクトとして富野由悠季監督の
新作『ガンダム Gのレコンギスタ』も今秋公開される。

さて、『クラッシャージョウ』のストーリーはというと・・・・・

ジョウとその仲間(アルフィン・タロス・リッキー・ドンゴ)で
編成している『宇宙のなんでも屋』クラッシャーと宇宙海賊との
対決を描いたSFアニメだ。

宇宙が舞台で、アクションとコメディーがバランスよくミックス
されている。

もう31年も前のアニメだが、当時のアニメとしては細部まで
よく描き込まれていて、そのリアルさと迫力には感動したのを
おぼえている。

小ネタとしては、

高千穂さんいわく、
クラッシャージョウ』の元ネタ設定は、
高校生のときには、もうすべて出来ていたそうだ。

また、高千穂さんは、声と音楽を仕切っていて
ジョウの声優(竹村拓さん)を決めたのはいいが、当時その方は
もう声優をやめていて、新宿の料理屋で店長をやっていたそうだ。

そして、説得してジョウの声優をやってもらったのはいいが
期間が長かったせいで、その間に店長をクビになってしまったそうだ。

しかし、今となっては思い出話ということで・・・・・。

『クラッシャージョウ』はその数年後、
OVAとして2作品リリースしている。
『氷結監獄の罠』と『最終兵器アッシュ』だ。

『最終兵器アッシュ』は、
日本オリジナルアニメ最優秀作品賞を受賞している。

今は21世紀だが、このアニメの設定は2160年代だ。

22世紀中盤の未来のお話だ。

この『クラッシャージョウ』は、まだまだ先のお話なのだ。

『22世紀にしておいてよかった。』

と、高千穂遙さんは語っている。

今回はこんなところです。

ではまた。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

2014年4月13日日曜日

THE GOLDEN RING / 佐野元春 with The Heartland Live 1983~1994

 こんにちは。

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THE GOLDEN RING 

佐野元春 with The Heartland  Live 1983~1994

CD3枚組のボックスセット。

ハートランドの解散を記念してリリースされたものだ。

ハートランドは、94年9月15日、横浜スタジアムでのライブ
『ランド・ホー』で、フィナーレを飾っている。

また、タイトルにもなっている"The Golden Ring"という言葉は
”ロックンロール・ナイト”の歌詞の中にも出てくる。

佐野さんは、人々の中にあるイノセンス(無垢、純潔、純真など)を
”瓦礫の中のゴールデンリング”という言葉に置き換えて、詞の中で表現している。

その”ロックンロールナイト”が収録されているDISC3が、個人的にはお気に入りだ。

DISC3に収められている曲は、10曲あるのだが
最後の曲、”空よりも高く(Home)”以外の曲は
The Circle TourとSee Far Miles Tour PartⅡからのライブ音源となっている。

個人的お気に入りのDISC3を少しピックアップしたい。

”欲望” (Desire)

聴きはじめた頃は、なんとなく苦手でスルーしていたが
苦手だったこの曲も近頃になって、やっとまともに耳を傾けるようになった。

重厚なギターで始まるこの曲。

現代は物質至上主義。
真心が何においてもいちばんに勝つ時代ではない。
金や物に執着しすぎるあまり、”もっともっと”とむさぼっている。

現代の人間社会のネガティブな部分をあぶり出し、いやらしい欲望に対して
正面から対峙しながらも、その中でもどうにかして光を見いだそうとしている。
そんなかんじの曲に思える。

”レインボー・イン・マイ・ソウル”

”失くしてしまうことは、悲しいことじゃない”とくりかえしている。

失くしてしまうことは、けして悲しいことばかりじゃない。

”約束の橋”

DISC3に収められているこの曲のライブ音源が、いちばん気に入っている。
佐野さんのハーモニカとダディのサキソフォンが印象的。

”ロックンロールナイト”

物語や曲の展開に壮大さを感じる。
その壮大さは、ライブではまさに圧巻であろう。
名曲であり、ステージでも欠かすことのできない曲。

”ハートビート”

しみるバラード。

佐野さんとハートランドのアレンジがスゴすぎる。
ギターのイントロが斬新だ。
曲後半の女性バックボーカルとサキソフォンのからみもうなりどころだ。

いつまでたっても古さを感じさせない。
ロックンロールナイト同様、物語の展開がすばらしい。

”サムデイ”

The Circle Tour  94年4月24日の日本武道館のライブ音源から。

この曲についての説明は不要だろう。
ファンの大合唱から始まる。
会場の熱いエネルギーがものすごく感じられる。

”空よりも高く”  (Home)

最後をしめくくるには、ふさわしい曲かも。

”もう家に帰ろう” ひとりの男がわが家に向かって車を走らせていく。
男の心情がにじみ出ている、そんな曲だ。

帰るところがあるという安心感。
自分をいやす場所があるという安心感。
やすらげる場所があるという安心感。
家族が待っているという安心感。

"Home"とは、そういうところ。

このアルバム、"THE GOLDEN RING"は
ほとんどの曲が、90年以降に収録されたライブ音源のため
ライブ音源としては、このライブアルバムはより成熟したバンドの演奏が聴ける。

ハートランドの成長の軌跡がつまっている、そんなライブアルバムです。

THE GOLDEN RING

佐野元春 with The Heartland  Live  1983~1994

貴重なライブアルバムです。  


最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

2014年3月15日土曜日

DURAN DURAN 83〜85

 はじめて聴いたのは、3rdアルバム"Seven & The Ragged Tiger"だった。

気がつけば、その後もオリジナルアルバムやコンピレーションアルバム
ライブアルバムなど、ちょいちょい買っている。

しかし、実はあまり本気で聴いたことがない。

ザックリとしか聴いたことがない。

そして、昔から何だかんだといいながらミュージシャンの出入りを
くりかえしてきているが、解散はしていない。

思えば、彼らは3rdアルバムをリリース後、その翌年シングルカットされた
"The Reflex"が、全米・全英でNO.1を獲得。

そして、84年・85年あたりは絶頂期だったと思われる。

その後、グループは二組に分かれ別プロジェクトをそれぞれが始動させる。

85年、ジョンテイラーとアンディテイラーは、ロバートパーマー
トニートンプソンらとともに"The Power Station"として活動している。

95年か96年に再結成しているが、その時のベーシストは
別の人物がつとめているようだ。

同じくして、サイモン・ル・ボン、ニックローズ、ロジャーテイラーらは
"Arcadia"として活動している。

スティングや土屋昌巳らのゲスト陣の豪華さは、話題を呼んだ。

"So Red The Rose"というアルバムを1枚のこしている。

このプロジェクト活動後、アンディとロジャーはDURAN DURANを脱退している。

しかし、それぞれのプロジェクト活動の影響は、メンバー5人にとって
予想以上に大きいものをもたらしたのだった。

アンディとロジャーの脱退。

前置きとして個人的な意見とするが、
別々に活動することで、クリエーターとしても、また一個人としても
多くの刺激やイマジネーションなどを得たところもあったのだろうが
それゆえに、それぞれの音楽に対する方向性の違いが明確化してきたことが
メンバー間に意識のズレを生み、これから先の活動を見据えた時に
大きな迷いを招き、最終的にアンディとロジャーが『脱退』という形に
なったのではないか。

ロジャーは、実家にもどって農業に専念するため。という話も
聞いたことがあったのだが・・・・・

くりかえすが、あくまで個人的な意見である。

デュランデュランは、86年からル・ボン、ニック、ジョンの3人で
活動していくことになるのだが・・・・・

この後の話だが、このグループもくわしく書き進めていくと
話が長くなってしまうので、今回はこのへんでやめることにする。

つづきはまたの機会に。

ではまた。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

2014年3月12日水曜日

OLDER / GEORGE MICHAEL

 96年、3rdアルバム『OLDER』発表。

このアルバムをみつけた時、正直ホッとした・・・・・ような気がした。

90年に2ndアルバム『LISTEN WITHOUT PREJUDICE VOL.1』
の発表をさかいに何の音沙汰もなく、そして多少ゴタゴタしている
とも何かで聞いていた。

そのゴタゴタとは、おそらく2ndアルバムの商業的な問題が
発端となったのではないか?

所属しているレコード会社との関係の悪化。

CBSの経営が、日本のソニーに移ってから両者の関係は悪化する。

彼の言い分はこうだ。

自分をアーティストと認めず、お金を生み出すための、商品を生み出すための
ただそれだけのための『物』としか捉えていない・・・・・と。

しかし、ソニー側は、経営権が移る以前からの契約関係を継続している。

つまり、規定通りに作品の制作を求める権利を持っている。

なんの歩み寄りもないまま、和解などのさわぎではなくなった。

ジョージは、ソニーへの提訴は認められず、移籍希望も認められなかった。
これによって、音楽活動から離れていくことになる。

思えば彼、ジョージマイケルとしての1stソロアルバム『FAITH』は
全米で年間NO.1アルバムとなり、グラミーでも賞をとり
大成功をおさめている。

2ndアルバム『LISTEN WITHOUT PREJUDICE VOL.1』は
じゅうぶんな内容であったと思うし、個人的には好きなんだが
商業的にはよくなかった?らしい。

そこの部分のおりあいが難しいのだろう。

創作問題と商業的な数字。

アーティスト側とレコード会社側
この両者のまさつは、時として避けられないだろう。

しかし、手を差しのべてくれた人物がいた。

スティーブンスピルバーグだ。

彼は、ジェフリーカッツェンバーグ、デビッドゲフィンらと
新会社を立ち上げていた。
そして、その新会社『ドリームワークスSKG』が仲介に入ってくれたのだ。

彼らは、ソニーに対しての違約金などを負担してくれたのだった。

そして、北米ではSKG、それ以外の各国ではヴァージンレコーズに
移籍も認められた。

また、裁判費用などもレコード会社の協力により解決した。

こうしてジョージは、再び創作の場へと戻って来ることができたのだった。

彼の3rdアルバム『オールダー』。

何曲かピックアップしたい。

『JESUS TO A CHILD』そして『OLDER

両方ともバラードなのだが、
ジョージマイケルのボーカルが生み出す深い世界を感じてほしい。
やはり、彼のボーカルはすばらしい。

『IT DOESN'T REALLY MATTER』

なにげに歌ってる・・・・・ような感じ。
このスタイルは新しく思えた。

『MOVE ON』

ジャズ風の曲。
ここでもあらためてジョージのボーカリストとしての技量のすばらしさを感じる。
なんでこんなにハマるんだろう。

『FREE』

当時の彼の心境にちがいない、と個人的には思っている。
"feels good to be free"
この言葉で、アルバムを締めくくっている。

GEORGE MICHAEL  /  OLDER

濃厚な1枚です。

またジョージは、今月にニューアルバムをリリースするそうです。

タイトルは『SYMPHONICA』(シンフォニカ

楽しみです。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

2014年3月5日水曜日

White Feathers / kaja goo goo

 kaja goo goo    White Feathers

はっきり言ってファンだった。

のちにCDに買いかえたのは覚えていたので、久しぶりに聴いてみた。

初めて聴いたのは中学生の時だった。

当時、流行っていたエレクトリックな音が気に入ったのだろう。
すぐに好きになり、テープがすり切れるまで聴いた。
(当時は、友人に頼んでカセットテープに録ってもらった。)

しかし、その後リマール脱退の話を知り
かなりのショックを受けたのを覚えている。


あの当時は、アメリカのロック、ポップスよりも
ブリティッシュロックの方が勢いがあり、その流行りの影響をもろに受けていて
デュランデュラン、カルチャークラブ、ワム!などを聴いていた。

カジャグーグーもそのながれで聴いていた。

"TOO SHY"が、デビュー曲にして全英ナンバーワンになり
その後、アメリカのビルボードのチャートでも5位を記録した。

しかし、アメリカでは、ここで終わることになる。

ファーストアルバム、"White Feathers"からは、その他にも
"Hang On Now"などがシングルカットされるが
"TOO SHY"を超えることはなかった。

また、リマール脱退といえば、
理由として”音楽性の違い”ということで、なにかの雑誌で読んだことがあった。

しかし、実はリマールが、作詞・作曲に関することも含めてギャラ配当の件で
かなりの額を要求したことが発端となり、その要求に対して否定的な人たちが多く
人間関係において混乱を招いてしまった。

それが、リマールと他のメンバー、マネージャーらとの間でみぞとなってしまう。
そのことが原因となり、リマールはクビになった。

これが本当の理由であろう。

その後、カジャグーグーは4人で、リマールはソロとして
別々の活動となっていくわけだが・・・・・

さらにその後、カジャグーグーは85年にドラムスのジェズが脱退。
3人になり活動するも同年、年末に解散となってしまう。
・・・・・が、・・・・・・・・・・・・・・・

2003年にアメリカのテレビ番組企画で、1日限りの再結成ライブを
ロンドンで行っている。・・・・・その後は、・・・・・・・・・・・

その後の話もしっかりとあるのだが、いろいろと長くなるので
今回は、このへんでやめておこう。

つづきは、またいつかのときに。

気がむいたら、また書きます。

kaja goo goo     White Feathers

想い出の1枚です。

ではまた。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

2014年2月28日金曜日

The Duets Album / Kenny G

 At Last...

The Duets Album

個人的に"BREATHLESS"(ブレスレス)が
Kenny Gのアルバムの中では、いちばん好きなのだが
このデュエットアルバムも自分の中では、ブレスレスといい勝負をしている。

このアルバムでは、いろいろなジャンルのミュージシャンをむかえている。

過去にもケニーは、セリーヌ・ディオン、マイケル・ボルトンなど
人気ミュージシャンと共演しているが、このアルバムでの顔ぶれは実に豪華だ。

何曲か紹介したいのだが、少し付き合ってほしい。

(Everything I Do) I Do It For You     Featuring     リアン・ライムス

共演しているリアン・ライムスは、96年のデビューアルバムで
グラミー賞の新人賞を獲得している。才能豊かなシンガーだ。
サントラにも多く参加している。(コヨーテ・アグリーなど)

At Last     Featuring     アルトゥーロ・サンドヴァール

40年代の曲。
ケニーのサックスとアルトゥーロのトランペットのからみ合いがすばらしい。
とにかく聴いてほしい。

Careless Whisper     Featuring     ブライアン・マックナイト

名曲。
84年、ジョージ・マイケルが、ワム!時代にリリースしたソロシングルだ。
作詞・作曲は、ジョージとアンドリューの共作。
この曲で共演に迎えているブライアンの哀愁のボーカルと
ケニーのサックスが、見事にとけあっている。

Pick Up The Pieces     Featuring     デビット・サンボーン

イギリスのバンド、アヴェレイジ・ホワイト・バンドの
70年代半ばの全米ヒット曲。
聴けば、誰しもが一度は耳にしたことがあるだろう。
新旧サックスプレーヤー同士の共演。

Baby Come To Me     Featuring     ダリル・ホール

ダリル・ホールについての説明は不要だろう。
ダリルのボーカルとケニーのサックスのかけあいが絶妙。
ダリルのねばるような?(←個人的意見)独特のボーカルに
見事なまでにサックスを絡ませていくケニーも
ただただ、”すごい”としか言いようがない。

The Way You Move     Featuring     アース・ウインド&ファイアー

この共演は意外? いや、異色?
この曲はぜひ聴いてほしい。

Sorry Seems To Be The Hardest Word     Featuring     リチャード・マークス

エルトン・ジョンの代表曲。
リチャード・マークスのボーカルがすごすぎる。
そして、ケニーのサックスがさらに深みをあたえ
どこか果てにでもとばされてしまいそうだ。←おおげさ?(笑)

Propose     Duet with TUBE

日本のみのボーナストラック。
日本のグループとの共演には、正直おどろいた。
この一曲は、日本のファンにはたまらないだろう。
ぜひ、聴いてほしい。

しかし、どんな曲にも違和感なく音を溶け込ませることのできる
ケニーのサックスプレイには、なんか、もう、ただただ、すごすぎて・・・・

もうなんも言えねぇ。

At Last... The Duets Album

"Kenny G"の世界にひたってほしい。

そんな一枚です。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

2014年2月24日月曜日

i Tunes Festival at SXSW

 i Tunes Festival

アップルが毎年9月にロンドンで開催しているフェスだ。

1ヵ月間やっている。

が、今回は初めてアメリカで開催する。

しかも、"SXSW (South By South West) 2014" の期間中に開催される。

SXSWとは、アメリカテキサス州オースティンで毎年3月頃に開催されている
映画や音楽、インタラクティブを主とした大規模なイベントだ。

"i Tunes Festival at SXSW"は、3月12日〜3月16日(日本時間)に開催される。
5夜連続での無料パフォーマンスだ。

開催地は、アメリカテキサス州オースティンにある
ザ・ムーディーシアター (ACL Live at the Moody Theater) にて。

このライブパフォーマンスは、i Tunes Store から視聴できます。

ストリーミングで配信される映像をリアルタイムでどうぞ。

そして、もし見れなかったとしても大丈夫です。
ご安心あれ。

ライブ終了後でも見られるみたいですよ。
もちろん無料です。

皆さん、楽しんでくださいね。



         ラインナップ(日本時間)  2月28日現在       


 *3/12              *3/13

   9:30 London Grammar         10:00 Isaiah Rashad 
  10:30 Imagine Dragons                   10:45 ScHoolboy Q  
  12:00 Coldplay                                      12:00 Kendrick Lamar


 *3/14              *3/15        

  10:00 Capital Cities          10:00 G.R.L
     10:45 Band of Skulls        10:45 ZEDD
  12:00 Soundgarden        12:00 Pitbull

                   
 *3/16

  10:00 Mickey Guyton
  10:45 Willie Nelson
  12:00 Keith Urban



最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。               




2014年2月12日水曜日

THRILLER / Michael Jackson

 マイケルジャクソンのアルバム、『THRILLER』。

このアルバムは、世界中を魅了した。

ありとあらゆる壁をとりはらっていった。

思えば80年代初頭、MTVが浸透し始め
ミュージックビデオがなくてはならないものになっていた。

そして、制作の現場にもデジタルの波が徐々に押し寄せていた。

当初、まわりの誰しもが前作『Off the Wall』を超えるとは思っていなかったようだが
『THRILLER』の制作チームは、音づくりのための卓越した技術を持っていた。

また、マイケルもこの頃、曲を量産していた。

マイケルの曲づくりは、譜面を書くのではなく思いついたものを
テープレコーダーに吹き込むといった手法のものだったが
それは、後にスタジオでエンジニアやミュージシャンたちの力をかりて
まとめられていった。

そして、当時のプロデューサー、クインシージョーンズは多数の候補曲の中から
アルバムイメージに合う曲を次々にふるいにかけ、選別していった。

選ばれたものだけが収録された。

しかし、作業は進行するもののマイケルの仕事上の諸事情などにより
実際、『THRILLER』の制作に集中できるようになったのは
期限の数週間前からだったそうだ。

その後、アルバムのラインナップも決まり、制作も進められていき
とりあえずの完成をみるが、試作完成品の試聴は予想に反して最悪で
見直しを余儀なくされた。

検討の結果、編集をすべてやり直すこととなったが
その作業は、いい結果をもたらしてくれた。

だれもが満足のいくアルバムとなった。

そして、1982年11月30日。

アルバム『THRILLER』は発売された。


最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

2014年1月23日木曜日

BORN IN THE U.S.A BRUCE SPRINGSTEEN

"BORN IN THE U.S.A"

このアルバムでブルーススプリングスティーンの名前を
知った人も少なくないだろう。

さっそくだが、何曲か説明させてほしい。

"BORN IN THE U.S.A"

ベトナムからの帰還兵の話だ。
最初は、『ベトナム』というタイトルだったらしい。
たたきつけるドラムが強烈に印象に残る。

"NO SURRENDER"

友との友情、約束。
そして、決して退却も降伏もしないと誓い合っている。
メッセージ性の強い歌だ。

"BOBBY JEAN"

友との別れの歌だ。

"GLORY DAYS"

陽気な歌だが、
登場人物たちが過去の輝いていた日々を思い出し懐かしんでいる。

"MY HOMETOWN"

当時8歳だったオレは、親父のひざの上にのせてもらい
一緒によくドライブした。
親父は、オレの頭を手荒くなでながら言う。
よく見ておけ。
ここがお前の生まれた町だ。
ここがお前の生まれた町だ・・・・・。
This is your hometown.

町の物騒な様子やすたれていく様子が歌詞の中で描かれている。

やがて大人になり、家族を持った主人公は町を出て行こうとしている。
息子を車にのせてドライブする。
そして息子にオレは言う。
かつてのオレの親父のように。
よく見ておけ。
ここがお前の生まれた町だ。
This is your hometown.

このアルバム"BORN IN THE U.S.A"は
全世界で2000万枚以上を売り上げている。

また、このアルバムから全米のシングルチャート・トップ10に
7曲もチャートインさせている。

そして、ローリングストーン誌はこのアルバムレビューで星5つをつけている。

"BORN IN THE U.S.A"    BRUCE SPRINGSTEEN

この1枚、名盤です。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

2014年1月19日日曜日

LIVE AT THE APOLLO Daryl Hall & John Oates

 おひさしぶりです。
 
じつに2年2ヵ月ぶりの更新だ。

LIVE AT THE APOLLODaryl Hall & John Oates

ホール&オーツのライブアルバムを手にしたのは、
このアルバムが、たしか最初だったと思う。

"LIVE AT THE APOLLO"

アポロシアターでのライブは、ふたりの長年の夢だったらしい。

そしてゲストに元テンプテーションズの
デビットラフィンとエディケンドリックを迎えている。

アポロシアターは、ミュージシャンにとって
最高のステージであり、最高の目標だ。

ビリーホリディ、ダイアナロス、スティービーワンダーなど・・・・・
他にも数多くのスターを輩出してきた。

まさにあこがれの場所である。

そして、このアポロ公演でダリルとジョンは
黒人学生のためのチャリティーも行っている。

さて、このアルバム。
まずはメドレーから。

"GET READY"

パワフルなホーンをバックに歌うのは、エディケンドリック。
ファルセットの技量がすごい。

"AIN'T TOO PROUD TO BEG"

デビットラフィンのリードボーカル。
独特の歌声が、この曲をより濃くしている。

"THE WAY YOU DO THE THINGS YOU DO"

デビットとエディのデュエット。
この曲の発表時、プロデューサーはスモーキーロビンソンだった。
彼は、ミュージシャンでもあり作曲家としても有名だ。
また、モータウンレコードの副社長も務めていた。
アメリカ音楽界の大御所である。

"MY GIRL"

テンプテーションズの代表曲。名曲である。
全米チャートでもトップを獲得している。

"WHEN SOMETHING IS WRONG WITH MY BABY"

サム&デイブのヒット曲のカバー。
曲途中のギターとサックスのソロにしびれて下さい。

"EVERYTIME YOU GO AWAY"

のちにポールヤングがカバーし、全米NO. 1を獲得している。
名曲です。

"I CAN'T GO FOR THAT"

アルバム『プライベートアイズ』からのヒット曲。

"ONE ON ONE"

アルバム『H2O』からの曲。
しっとりと歌いあげている。

"POSSESSION OBSESSION"

アルバム『BIG BANG BOOM』からの曲。
ジョンオーツをフィーチャーしたソウルフルなナンバー。

"ADULT EDUCATION"

アルバム『ROCK'N SOUL PART 1』に収められていた当時の新曲。
ライブでは、パワフルな演奏をバックにダリルが本領を発揮している。

この『LIVE AT THE APOLLO』

ジェームスブラウンなど、同じタイトルのアルバムが他にもあるが
ダリルとジョンの『LIVE AT THE APOLLO』も貴重な1枚といっていいだろう。

のちに残る1枚です。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。