2014年5月6日火曜日

MICHAEL JACKSON / DANGEROUS      マイケルジャクソン / デンジャラス

 こんにちは。

ここにきてくれてありがとう。

少しおつきあい下さい。

91年11月にリリースされたアルバム。

DANGEROUS  /  MICHAEL JACKSON

このアルバムには、全部で14曲が収録されている。

この中でも、JAM・HEAL THE WORLD・WILL YOU BE THERE
この3曲をピックアップしてみたい。

いずれもメッセージ性の強い曲だ。

『JAM』
オープニングにふさわしいノリの曲だが、
詞の中で、マイケルはまずこう言っている。

『全世界がひとつになり、ぼくらにふりかかる問題に対して立ち向かうべきだ。
そうすれば、何か解決策がみつかるだろう』と。

国や人種や宗教観などの壁をこえ、個人個人の枠をこえ、全人類がひとつとなり
世界中の様々な問題を共有し、解決策をみいだせるよう、みんなで考えていこう。
そうすれば、何か方法が見つかるはず。

という、まあ個人的な解釈なのだが・・・・・。

あまりにも、世界がこのまま分離したままだと、人類自体に進歩がない。
このままの状態での延長では、人類の精神性においてもあまり進歩がないだろう。

世界が、統合・調和の方向にむかい、それを成し遂げた時
新しいトビラが開かれると思う。

また、マイケルは詞の中で食料問題・病気・暴力などにもふれている。

現代社会のかかえる様々な問題に対して、ひとりひとりがもっと意識を向け、
考え、そして行動していくべきだ。
今のままでいいのか?君はいったい何をやっているのか?
と、マイケルは投げかけている。

『HEAL THE WORLD』
 愛・光・慈しみ・喜び・幸福にフォーカスしている。

この世界、このユニバースは、愛・光・調和・創造なのだ。
愛こそすべて。人は愛でしか救えない。
この大地、母なる星・地球をこれ以上傷つけてはならない。
他者を傷つけることは、自分を傷つけることになるのだ。
このユニバース、なにもかもすべてがひとつ、ワンネスなのだ。
愛と光の世界へ行こう。
さらなる上の精神性のステージをめざそう。
と、マイケルは投げかけている。

『WILL YOU BE THERE』
 教会の中で合唱団とともに歌っている、というようなイメージ。

詞をみてみると、
これをただの詞ととらえるべきなのか、
それとも、この時点でもう周りのいろいろなしがらみに対して
嫌気がさしていたのか、
それとも、この世界自体に嫌気がさし、神の愛と光の中に包まれたいと
想いを馳せていたのか、
いつ、いかなる時でも、気にかけてほしい、そこにいてほしい、
抱きしめてほしい、愛してほしい、見守ってほしい、導いてほしい、
救ってほしい、癒してほしい、清めてほしい、やさしくしてほしい、
あなたの元に連れて行ってほしい。
そして、ぼくのことを必要としてほしい。

しきりに愛と光の神に対し、願いを込め祈っている。

彼の言葉が、イタいほど心に伝わってくるのはナゼか?

これを『ただの詞』ととらえるべきなのか? それとも・・・・・?

もう亡くなってはいるが、マイケルは今もこれからも
私たちの中にずっと生きつづけていくだろう。

マイケルジャクソン  /  デンジャラス

古いディスクだが、機会があればぜひ聴いてみてほしい。

彼が、神の愛と光の中に包まれていることを心から願っている。

今回はこんなところです。

ではまた。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。