2014年2月28日金曜日

The Duets Album / Kenny G

 At Last...

The Duets Album

個人的に"BREATHLESS"(ブレスレス)が
Kenny Gのアルバムの中では、いちばん好きなのだが
このデュエットアルバムも自分の中では、ブレスレスといい勝負をしている。

このアルバムでは、いろいろなジャンルのミュージシャンをむかえている。

過去にもケニーは、セリーヌ・ディオン、マイケル・ボルトンなど
人気ミュージシャンと共演しているが、このアルバムでの顔ぶれは実に豪華だ。

何曲か紹介したいのだが、少し付き合ってほしい。

(Everything I Do) I Do It For You     Featuring     リアン・ライムス

共演しているリアン・ライムスは、96年のデビューアルバムで
グラミー賞の新人賞を獲得している。才能豊かなシンガーだ。
サントラにも多く参加している。(コヨーテ・アグリーなど)

At Last     Featuring     アルトゥーロ・サンドヴァール

40年代の曲。
ケニーのサックスとアルトゥーロのトランペットのからみ合いがすばらしい。
とにかく聴いてほしい。

Careless Whisper     Featuring     ブライアン・マックナイト

名曲。
84年、ジョージ・マイケルが、ワム!時代にリリースしたソロシングルだ。
作詞・作曲は、ジョージとアンドリューの共作。
この曲で共演に迎えているブライアンの哀愁のボーカルと
ケニーのサックスが、見事にとけあっている。

Pick Up The Pieces     Featuring     デビット・サンボーン

イギリスのバンド、アヴェレイジ・ホワイト・バンドの
70年代半ばの全米ヒット曲。
聴けば、誰しもが一度は耳にしたことがあるだろう。
新旧サックスプレーヤー同士の共演。

Baby Come To Me     Featuring     ダリル・ホール

ダリル・ホールについての説明は不要だろう。
ダリルのボーカルとケニーのサックスのかけあいが絶妙。
ダリルのねばるような?(←個人的意見)独特のボーカルに
見事なまでにサックスを絡ませていくケニーも
ただただ、”すごい”としか言いようがない。

The Way You Move     Featuring     アース・ウインド&ファイアー

この共演は意外? いや、異色?
この曲はぜひ聴いてほしい。

Sorry Seems To Be The Hardest Word     Featuring     リチャード・マークス

エルトン・ジョンの代表曲。
リチャード・マークスのボーカルがすごすぎる。
そして、ケニーのサックスがさらに深みをあたえ
どこか果てにでもとばされてしまいそうだ。←おおげさ?(笑)

Propose     Duet with TUBE

日本のみのボーナストラック。
日本のグループとの共演には、正直おどろいた。
この一曲は、日本のファンにはたまらないだろう。
ぜひ、聴いてほしい。

しかし、どんな曲にも違和感なく音を溶け込ませることのできる
ケニーのサックスプレイには、なんか、もう、ただただ、すごすぎて・・・・

もうなんも言えねぇ。

At Last... The Duets Album

"Kenny G"の世界にひたってほしい。

そんな一枚です。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

2014年2月24日月曜日

i Tunes Festival at SXSW

 i Tunes Festival

アップルが毎年9月にロンドンで開催しているフェスだ。

1ヵ月間やっている。

が、今回は初めてアメリカで開催する。

しかも、"SXSW (South By South West) 2014" の期間中に開催される。

SXSWとは、アメリカテキサス州オースティンで毎年3月頃に開催されている
映画や音楽、インタラクティブを主とした大規模なイベントだ。

"i Tunes Festival at SXSW"は、3月12日〜3月16日(日本時間)に開催される。
5夜連続での無料パフォーマンスだ。

開催地は、アメリカテキサス州オースティンにある
ザ・ムーディーシアター (ACL Live at the Moody Theater) にて。

このライブパフォーマンスは、i Tunes Store から視聴できます。

ストリーミングで配信される映像をリアルタイムでどうぞ。

そして、もし見れなかったとしても大丈夫です。
ご安心あれ。

ライブ終了後でも見られるみたいですよ。
もちろん無料です。

皆さん、楽しんでくださいね。



         ラインナップ(日本時間)  2月28日現在       


 *3/12              *3/13

   9:30 London Grammar         10:00 Isaiah Rashad 
  10:30 Imagine Dragons                   10:45 ScHoolboy Q  
  12:00 Coldplay                                      12:00 Kendrick Lamar


 *3/14              *3/15        

  10:00 Capital Cities          10:00 G.R.L
     10:45 Band of Skulls        10:45 ZEDD
  12:00 Soundgarden        12:00 Pitbull

                   
 *3/16

  10:00 Mickey Guyton
  10:45 Willie Nelson
  12:00 Keith Urban



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ここにきてくれてありがとう。               




2014年2月12日水曜日

THRILLER / Michael Jackson

 マイケルジャクソンのアルバム、『THRILLER』。

このアルバムは、世界中を魅了した。

ありとあらゆる壁をとりはらっていった。

思えば80年代初頭、MTVが浸透し始め
ミュージックビデオがなくてはならないものになっていた。

そして、制作の現場にもデジタルの波が徐々に押し寄せていた。

当初、まわりの誰しもが前作『Off the Wall』を超えるとは思っていなかったようだが
『THRILLER』の制作チームは、音づくりのための卓越した技術を持っていた。

また、マイケルもこの頃、曲を量産していた。

マイケルの曲づくりは、譜面を書くのではなく思いついたものを
テープレコーダーに吹き込むといった手法のものだったが
それは、後にスタジオでエンジニアやミュージシャンたちの力をかりて
まとめられていった。

そして、当時のプロデューサー、クインシージョーンズは多数の候補曲の中から
アルバムイメージに合う曲を次々にふるいにかけ、選別していった。

選ばれたものだけが収録された。

しかし、作業は進行するもののマイケルの仕事上の諸事情などにより
実際、『THRILLER』の制作に集中できるようになったのは
期限の数週間前からだったそうだ。

その後、アルバムのラインナップも決まり、制作も進められていき
とりあえずの完成をみるが、試作完成品の試聴は予想に反して最悪で
見直しを余儀なくされた。

検討の結果、編集をすべてやり直すこととなったが
その作業は、いい結果をもたらしてくれた。

だれもが満足のいくアルバムとなった。

そして、1982年11月30日。

アルバム『THRILLER』は発売された。


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