2014年1月23日木曜日

BORN IN THE U.S.A BRUCE SPRINGSTEEN

"BORN IN THE U.S.A"

このアルバムでブルーススプリングスティーンの名前を
知った人も少なくないだろう。

さっそくだが、何曲か説明させてほしい。

"BORN IN THE U.S.A"

ベトナムからの帰還兵の話だ。
最初は、『ベトナム』というタイトルだったらしい。
たたきつけるドラムが強烈に印象に残る。

"NO SURRENDER"

友との友情、約束。
そして、決して退却も降伏もしないと誓い合っている。
メッセージ性の強い歌だ。

"BOBBY JEAN"

友との別れの歌だ。

"GLORY DAYS"

陽気な歌だが、
登場人物たちが過去の輝いていた日々を思い出し懐かしんでいる。

"MY HOMETOWN"

当時8歳だったオレは、親父のひざの上にのせてもらい
一緒によくドライブした。
親父は、オレの頭を手荒くなでながら言う。
よく見ておけ。
ここがお前の生まれた町だ。
ここがお前の生まれた町だ・・・・・。
This is your hometown.

町の物騒な様子やすたれていく様子が歌詞の中で描かれている。

やがて大人になり、家族を持った主人公は町を出て行こうとしている。
息子を車にのせてドライブする。
そして息子にオレは言う。
かつてのオレの親父のように。
よく見ておけ。
ここがお前の生まれた町だ。
This is your hometown.

このアルバム"BORN IN THE U.S.A"は
全世界で2000万枚以上を売り上げている。

また、このアルバムから全米のシングルチャート・トップ10に
7曲もチャートインさせている。

そして、ローリングストーン誌はこのアルバムレビューで星5つをつけている。

"BORN IN THE U.S.A"    BRUCE SPRINGSTEEN

この1枚、名盤です。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

2014年1月19日日曜日

LIVE AT THE APOLLO Daryl Hall & John Oates

 おひさしぶりです。
 
じつに2年2ヵ月ぶりの更新だ。

LIVE AT THE APOLLODaryl Hall & John Oates

ホール&オーツのライブアルバムを手にしたのは、
このアルバムが、たしか最初だったと思う。

"LIVE AT THE APOLLO"

アポロシアターでのライブは、ふたりの長年の夢だったらしい。

そしてゲストに元テンプテーションズの
デビットラフィンとエディケンドリックを迎えている。

アポロシアターは、ミュージシャンにとって
最高のステージであり、最高の目標だ。

ビリーホリディ、ダイアナロス、スティービーワンダーなど・・・・・
他にも数多くのスターを輩出してきた。

まさにあこがれの場所である。

そして、このアポロ公演でダリルとジョンは
黒人学生のためのチャリティーも行っている。

さて、このアルバム。
まずはメドレーから。

"GET READY"

パワフルなホーンをバックに歌うのは、エディケンドリック。
ファルセットの技量がすごい。

"AIN'T TOO PROUD TO BEG"

デビットラフィンのリードボーカル。
独特の歌声が、この曲をより濃くしている。

"THE WAY YOU DO THE THINGS YOU DO"

デビットとエディのデュエット。
この曲の発表時、プロデューサーはスモーキーロビンソンだった。
彼は、ミュージシャンでもあり作曲家としても有名だ。
また、モータウンレコードの副社長も務めていた。
アメリカ音楽界の大御所である。

"MY GIRL"

テンプテーションズの代表曲。名曲である。
全米チャートでもトップを獲得している。

"WHEN SOMETHING IS WRONG WITH MY BABY"

サム&デイブのヒット曲のカバー。
曲途中のギターとサックスのソロにしびれて下さい。

"EVERYTIME YOU GO AWAY"

のちにポールヤングがカバーし、全米NO. 1を獲得している。
名曲です。

"I CAN'T GO FOR THAT"

アルバム『プライベートアイズ』からのヒット曲。

"ONE ON ONE"

アルバム『H2O』からの曲。
しっとりと歌いあげている。

"POSSESSION OBSESSION"

アルバム『BIG BANG BOOM』からの曲。
ジョンオーツをフィーチャーしたソウルフルなナンバー。

"ADULT EDUCATION"

アルバム『ROCK'N SOUL PART 1』に収められていた当時の新曲。
ライブでは、パワフルな演奏をバックにダリルが本領を発揮している。

この『LIVE AT THE APOLLO』

ジェームスブラウンなど、同じタイトルのアルバムが他にもあるが
ダリルとジョンの『LIVE AT THE APOLLO』も貴重な1枚といっていいだろう。

のちに残る1枚です。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。