2014年4月27日日曜日

BILLY JOEL / コンツェルト ライブ・イン・U.S.S.R.

 こんにちは。

ここにきてくれてありがとう。

少しおつきあい下さい。

BILLY JOEL  /  コンツェルト ライブ・イン・U.S.S.R.

87年にビリーが旧ソ連でライブを行ったときのものだ。

96年にリマスタリングされ、CDとして発売された。

ライブは、計6晩行っている。

そして、このライブではビートルズの”バック・イン・ザ・U.S.S.R.”
をカバーしている。

このディスクの1曲めは、”ODOYA”(オドイヤ)という
ロシア南部の民謡が収録されているが、ライブで行われたものではない。

ライブ音源は、2曲めからだ。

”ANGRY YOUNG MAN”(怒れる若者)から始まっている。

軽快で切れのいいビリーのピアノから始まる。

その後、ロシア語であいさつしたあと
ムーディーに”HONESTY”をうたいあげている。

このライブアルバムの特徴は、ビリーの解説に
ロシア語の通訳がついていることだ。

ベトナム帰りの友人について、ロシア語の通訳を通して語ったあと
”GOODNIGHT SAIGON”をうたっている。

『ナイロンカーテン』(’82)に収録されている。

同アルバムからは、他に”ALLENTOWN”。
不況にあえぐ人たちの姿を描いた曲。

7曲めの”BABY GRAND”

レイチャールズと共にレコーディングした曲。
ここでは、レイチャールズとの二役をこなしている。

このライブアルバムの後半は、ノリのイイ曲がつづいている。

12曲め、『グラスハウス』(’80)から
”SOMETIMES A FANTASY” 真夜中のラブコール。

『イノセントマン』(’83)から”UPTOWN GIRL”

『ニューヨーク52番街(’78)から”BIG SHOT” へと続く。

ラストは、ビートルズのカバー”BACK IN THE U.S.S.R.”で
ライブをしめくくっている。

また、このアルバムの最後に収録されているボブディランのカバー
”THE TIMES THEY ARE A CHANGIN'”(時代は変わる)は
ライブ音源のものではない。

おそらく、その当時のソ連のTV番組か何かに出演した時の音源だろう。

あの当時、この曲に込めたビリーの想いが伝わってくる。

このライブアルバム

ビリージョエル / コンツェルト ライブ・イン・U.S.S.R.

まだ、崩壊前のソ連で行われたビリーの貴重なライブ音源です。

機会があれば、ぜひ聴いてみてほしい。

そんな1枚です。

今回はこんなところです。

ではまた。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

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