2011年6月20日月曜日

VISITORS 佐野元春。

 ロックンロールナイトツアーの最終日、

佐野元春は、活動を休止しニューヨークにしばらく住むことを発表する。

渡米前に発表されたベストアルバム”No Damage”は初の1位を獲得。

しかし、そんな状況のなか、佐野さんは渡米した。

New York。新しい音楽に出会う。

また、ニューヨークに来て最初の友人が亡くなるという大きな出来事もあった。 

86年発表の”Shadows Of The Street”はその友人に捧げられた曲だ。

また、80年代に入りMTVが開局。
佐野さんもそれに触発されるように、ビデオクリップを制作していく。
”TONIGHT” ”COMPLICATION SHAKEDOWN” ”NEW AGE”など。

84年5月、アルバム”VISITORS”を発表。初登場1位となる。
賛否両論あったものの、のちの日本のロックに新しい可能性を示した。

ハートランドとも1年ぶりに再会し、ツアーにむけてのリハーサルにはいる。

また、これまでギターをつとめていた伊藤銀次が
ソロとしてデビューした為、横内タケがギターとして新加入した。
そしてパーカッションに里村美和。
さらに、サックスのダディ柴田、トロンボーンのボーン助谷、
トランペットの石垣三十郎のホーンセクション、東京ビーバップを
新たに結成。バンドに加わった。

84年10月、”Visitors Tour”がはじまる。

そして翌年2月、ツアーの最中でありながら
シングル ”Young Bloods”を発表。
『85年国際青年年』キャンペーンのテーマソングとして使用された。
また、この印税をアフリカ難民救済の資金として寄付した。

85年5月、大規模となった”Visitors Tour”終了。
このツアーで佐野さんは、ヒップホップ、ファンク、ソウルなどを
徐々になじませていった。
当初、戸惑いをみせていたファンたちも最後には賞賛にかわった。

個人的にコンプリケーションシェイクダウンはすばらしいと思う。
とくにライブでのパフォーマンス。
新しいアレンジで演奏されるたび、この曲のすばらしさと奥深さを
感じずにはいられない。

VISITORS” 

とにかくおだやかじゃない、そんな1枚です。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

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