2011年6月17日金曜日

Heart Beat 佐野元春。

 佐野元春のセカンドアルバム。

ファーストアルバムでアレンジャーとして参加していた伊藤銀次と
つくりあげていったアルバムである。

伊藤銀次との出会いが、その後の佐野さんにとっては大きなものとなる。

デビュー直後、TV番組”ファイティング80s”への出演が
決まったのだが、バンド自体が急きょ、よせあつめられたバンド
だったゆえ、佐野さんが納得するだけの力はなかった。

が、同番組の収録で銀次さんと再会することになる。

その後、佐野さんのバンドに銀次さんが参加することになるのだが、
当時、演奏できる場所は限られていたしライブハウスでも最初の頃は、
10人 20人ぐらいの人数しか集めることができなかったという。

しかし、セカンドアルバムのレコーディングをとおして、
彼のバンドも徐々につくりあげられていく。

のちのThe Heartlandである。

”ガラスのジェネレーション”

そんなにヒットではなかったが、ルイードでのライブは
もりあがっていたらしい。

ファンが増え、ガラスのジェネレーションをリクエスト
してくれるようになり、それがうれしかったと語っている。

”バルセロナの夜”は個人的には好きな曲のひとつです。
しかし、後で知ったのだが、
佐野さん本人はあまり好きではないらしい。
それは、当時のアレンジャーに自分の意思を全て伝えることが
できなかったから、だそうだ。

これはのちのアルバム”Slow Songs”では、サックスがカットされた
リミックスバージョンになっている。

”彼女” この曲もオールドファンにとっては、大切な曲のひとつだ。
91年にリテイクされた”彼女”も個人的にはきいてほしい。
”Slow Songs”に収録されている。

”悲しきRadio” ”Heart Beat

その後のライブにとって、大事なナンバーとなる名曲。

”悲しきRadio” ライブではクライマックスの定番ナンバーとなる。
独創的な演出もすばらしいと思う。
ホーンセクション主体の10分を超えるハートランドの演奏は
まさに圧巻である。

Heart Beat” 夜の街での若者をテーマにロマンスをうたっている。
心に染みるバラードだ。
聴くたびに思うのだが、どうしてあんな詩が書けるのか
不思議でしょうがない。聴くたびにうなってしまう。
ライブでの演奏もすばらしいと思う。
佐野さんがハーモニカを吹くバージョンもあるのだが、
個人的には、93年 See Far Miles Tour PartⅡ 横浜アリーナでの
ライブバージョンがすごすぎる。 (The Golden Ring収録)
ギターで始まるイントロがかっこいい。

う〜〜〜〜ん。このアレンジはすごすぎる。
それ以外に言いようがない。
何年たっても古さを感じさせない。
この曲の魅力はこの先も色あせないと思う。

数々の名曲が入ったこのセカンドアルバム、”Heart Beat”。
オールドファンならNo.1にあげる人も少なくないだろう。

魅力がある1枚です。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

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