2011年6月15日水曜日

Cafe Bohemia 佐野元春 with The Heartland

 ぼくが、初めて佐野元春の音楽と出会ったのは、
Cafe Bohemiaというアルバムだった。

その数年前、ブリティッシュロックのはやりからの延長で
アメリカのロック、ポップスなども聞くようになっていた。

日本では、J-POPなどという言葉は、
まだ存在すらしていなかった。

そんな中、友人から佐野元春の話を聞いた。

聞いた瞬間、とにかくひきこまれた。ものすごい新鮮にも思えた。

新しい音楽に出会えた気がした。

佐野元春 with The Heartland"

このアルバムはハートランドが全面的に演奏した初のアルバム
だということは、だいぶ後になって知った。

最初のカフェボヘミア(Introduction)からのワイルドハーツへの
始まりが、まず好きだった。

ワイルドハーツはライブ用のアレンジがいい。
佐野さんとダディ柴田さんのサックスのやりとりがたのしい。
なかでも、”See Far Miles Tour Part1”に収録されている
ライブでのパフォーマンスが個人的にはたまらなくいい。

そして、ヤングブラッズ、インディビジュアリストで
決定的にやられてしまった。
ヤングブラッズは、佐野さんにとって初のトップ10ヒットとなった。
あの当時、自分のキャリアのなかでいちばん嬉しい事だった。と語っている。
のちのライブではピアノのひきがたりバージョンもひろうしている。

また、クリスマスタイムインブルーもヒットしている。
この曲は、かねてからファンとの約束の曲だったそうだ。

1986年5月には個人レーベルM'sファクトリーが発足。
第1弾としてストレンジデイズ、その後シーズンインザサン、
ワイルドハーツへとつづいた。

ストレンジデイズは94年4月、日本武道館で演奏された
ライブバージョンが個人的に好きだ。 (The Golden Ring 収録。)
アレンジが大幅にかえられており、オリジナルとは印象が違う曲になっている。

アルバムCafe Bohemiaはこれらのシングルを含んでいる。

Cafe Bohemia。あったまる1枚です。

0 件のコメント:

コメントを投稿