2011年11月13日日曜日

MAKE IT BIG WHAM !

 ワム!のセカンドアルバム。

ファーストアルバム”ファンタスティック”のディスコな雰囲気
とは異なり、それはポップなアルバムに仕上げられていた。

"MAKE IT BIG"

まさに大成功したアルバムだ。

"Wake Me Up Before You Go Go"
ホーンセクションがいい味付けをしている。
母国イギリスで初のNo.1となり、
他の国々でもチャートトップにかがやいている。

しかし、それとはうらはらにジャーナリストたちには、
批判が多かったようだ。

『アイドルになりさがった』とか・・・(笑)

しかし、ジョージいわく、
『スターになった人間が、
ストリートキッズの気持ちを代弁するのはウソっぽい。
だから、デビュー初期のイメージを捨てなければならない』と。

"Everything She Wants"
あまり上手くいっていない結婚生活がテーマに書かれている。
雰囲気が暗い曲だが、傑作曲のひとつである。
ジョージとアンドリューは、この曲の印税をエチオピアの
飢饉救済活動に寄付をしている。

"Heart Beat"
間奏部分の音づくりが印象的。

"Like A Baby"
アコースティックギターのサウンドがたまらない。
すばらしいバラードだ。

"Freedom"
ホーンセクションのアクセントがいい。
いつまでも耳に残っている。

"If You Were There"
オリジナルではない。
アイズレーブラザースの作品のカバー。

"Credit Card Baby"
パーカッション、オルガンなどのかくし味がいい。

"Careless Whisper"
ロングバージョンが聴けるのは、おそらくこのアルバムのみ
ではないだろうか。
この曲は、ジョージマイケルの名前を世界中に広めることとなった。
イギリス、アメリカ、日本はもちろん、ヨーロッパ、南米など・・・
数カ国でNo.1になっている。
そして、イギリスの作曲作家アカデミーはその年の最優秀ソングライターに
ジョージをえらんでいる。
キーボードから始まるメロディーの良さ、ムーディーなサックス。
サックスのメロディーはいつまでも耳に残る。
忘れるメロディーではないはずだ。

このアルバム"MAKE IT BIG"  WHAM !
収録曲が8曲と少ないが、良質なアルバムだといってもいい。
楽しめる1枚です。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。

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